Dehors

それは突如現れるだろう。

2018-01-01から1年間の記事一覧

追記:空間の染色のために

イメージに結晶化した暴動の記憶があった。 そして、それが食堂にあったということの記憶、そう、結晶化した暴動の記憶が居合わせていた空間の記憶があった。われわれはそれにこそ注視し、それをこそ掬い上げる。 何度でもわれわれは空間に介入する。嘆く美…

9/28シンポジウムの感想

去る9月28日、生協壁画問題のシンポジウムにわれわれは足を運んだ。登壇した大学教員や「知識人」たちは、壁画の廃棄をもたらした、関係者の無関心、そして無知を糾弾していた。 「宇佐美の作品は美術史的に素晴らしい価値がある」、「「きずな」は宇佐美に…

生協壁画問題によせて

蜂起の記憶……。大学は、その歴史的な機能を手放そうとしている。学生への露骨な圧力は、至る所で目に見える軋轢を生じさせている。まず、私たちは現にあるこうした軋轢を注視しよう。それは、たとえば吉田寮問題であり、京大、早稲田の立て看問題である。問…

DESTITUER

それは突如現れるだろう。